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コデルモリアの英雄

久しぶりにシナリオをプレイしました。たこおどりさん製作の『コデルモリアの英雄』です。

すばらしい作品でした。プレイしてよかった。

本当によい作品です。書きたいことはいろいろあるけど……まずは技術的な話から始めることにしましょう。

まず私が最初に技術面で思ったことは、作品のバランスが非常によいということです。

特に最初の導入部(山へ入るまで)にしっかりと時間を割いてあることが、私としてはすばらしいことだと思います。あまり気にならない部分かもしれませんが、作品を作っているときこういう部分は手を抜きがちになってしまって、最後に全体を通してみたときにバランスが悪いということになるんです。

あとから全体を見てバランスをとるためにイベントを作ったか、あるいは最初から作っていってバランスが取れたか(私はこちらだと思う)それは分かりませんが、結果として出来が非常にいい。みんなこうやって作りたいと思ってもなかなか実現しない部分です。名作を残した著名な作者様でも難しいんですよ。(私見ですが、名作者でも失敗していると思われる導入部分は多くある。)

全体を通してもこのバランスのよさは保たれています。おそらくだけど、引き気味に作品を作っていることが功を奏しているのだと思います。冒険者について、あるいは人々について、彼らが何かを考えたとか感じたという部分があまりなくて、起こった事柄を追うための記述になっています。これがよかった。さっぱりとした作品に合う文になっています。

私の話になって悪いんだけど、私は、私という人間が立ち止まって思考するタイプの人間なので、作品を作るときに登場人物が立ち止まってうんうん考えさせる部分を多く作ってしまいます。そうすると、作品全体の風通しが悪くなってしまい文章に苦労して、なんとか人物を動かしてやろうという考えになります。この作品では、そういう部分がなくて、人物がつっかえるところがなくよく動くところが非常にいいです。見ていて清々しい。また、前も述べたけど、人々から一歩引いた目線で書かれている文もそれによく合っています。

なんだか批評みたいな書き方になっちゃいました……。シナリオ批評って大嫌いなので(無くなればいいのにと思ってる)、こんな書き方はしたくなかったんだけど……。この作品は見所がとても多くて、どきどきするし、悲しくなったり笑ったり怒ったり清々しい気持ちになったりと、一言では気持ちを伝えることが難しいんです。でも、すごく楽しかったですよ

私は最近ブログでも書いたんだけど、七人の侍に凝って何度も見ていて、山賊退治と言われて思い出しながら見ていました。また、負け戦か…。なんて独り言を冒険者に言わせたい!

はい、以上です。


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コメント

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No title

無くなればいいのにと思ってる、なんてjimさんにしては珍しくきつい主張が飛び出してちょっとびっくりです。
なるほど導入部のバランスは盲点でした。確かに言われてみればその通りで、こういう見方もあるもんだなぁと感心しました。(そういう色んな視点が垣間見えるのがシナリオ感想なり批評なりの良い所だと個人的には思います、と付け加え)

Re: No title

ちょっと過激でしたでしょうか……。ううむ。でも、嫌いなんですよ。シナリオを出し始めたころに方々回って読み漁ったんですが……うーん。

私は『感想』とか『紹介』とかは大好きなんです。読んでいて楽しいし、よいところを探し出そうという示唆に富んでいるから。でも、『批評』は遠慮願いたいです。批評と感想は外面は似ているけれど中身は別の物だと思います。
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