資料1


友達と食事中。私は私のスプーンを持っている。友達に、私は以下の話をする。
街は祭りの後片付けをしている。寒くなってきた。
[
 私は歩いている。呼び止められた。老人だ。露天商のようだ。
彼は私を魅了する。私はしゃがんで彼の売り物を見る。スプーンだ。
誰がスプーンを買うのか。
]
雨が降る。雨のしずくがスプーンに落ちて、からからと音を立てた。

だが買う人はいるのだ。私も買った。それは黒い焦げ跡がある。
彼は昔、狼を飼っていたと言う。その話を聞いた。風の読み方を聞く。
それは非常に興味深い。
{
友達との話。
}
 あるとき彼は言う。
お前は運がいい。私はいつもここにいるわけではない。私は老人だ。
だが知恵はある。そして焼き印を入れることもできる。お前の武器に
とくべつな言葉を与えよう。それを振ってその名を歌うと。お前は強くなれるし、与えた傷は白い炎で燃えるだろう。死んだものを弔うための歌だ。
 私は闘技場に来る。一人で踊る。剣を振ってみる。すると言葉がひとりでに出てきた。それは私の肉体が知っている言葉だ。私の自然が持っている歌だ。私は狼だ。吹雪の一匹狼だ。私の視界は失われる。もう少しで、自分が解放されて狂気の中に走りこんでしまうのが分かる。その深い淵を覗く。いくつか体験したあの狂気だ。その中に入れば、その深い腕に抱かれれば、私はもっと自由になれるし、産まれた場所に帰ることができるのだ。
 私は踊るのを止めた。私は壁まで歩いていく。そして武器を叩きつける。壊れてしまえ。しかし武器は壊れない。それはあの老人が、秘密の言葉を探り当ててここに曝したからだ。打ち付けるたびに強くなっていくようにすら感じる。
 私は自分が泣いているのに気がついた。私は涙をぬぐった。
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